【人材の離職予防、定着を進めたい企業向け】居続けたい職場をつくるための命と性のコミュニケーション講座【5つのコース】
サービスを通じて
共に実現したい未来
結婚、妊娠、育児──それらは本来、人生の豊かさにつながる出来事のはず。けれど多くの職場では、それが「辞める理由」になってしまう現実があります。
この講座では、3人の出産・育児を経験し、助産師として4万人のママや、ママ支援者と関わってきた田川智美が、 妊娠・出産・育児・月経などを「辞める理由」ではなく、「支え合えるチームワーク」に変える考え方と実践方法をお伝えします。
性別を問わず、すべての社員にとって、「"一人一人の違い"を認め、支え合っていける職場づくり」を進めていきます。
離職を防ぎ、復帰後も支え合える――そんな温かい職場の文化を、一緒に育てていきましょう。
こんな課題
抱えていませんか?
- 結婚・妊娠をきっかけに、社員が辞めていく
- 育休から戻ってきた社員が、辞めてしまった
- 男性社員が育児に関われる空気がない
- 意見を出すことや相談ができておらずチームワークに課題を感じている
もしかするとその背景には、“違いへの無理解”や、“無自覚なハラスメント”があるのかもしれません。
佐藤さんの退職と
“本当の理由”
「この職場だと、育休後も戻ってきたくないです」
7年間、必死で働いてきた──誰よりも現場のことを知っている佐藤さん(29歳・仮名)が、この言葉と退職の意向を上司に伝えました。
退職理由の第1位は、「人間関係」と言われていますが、それは佐藤さんも例外ではありませんでした。その「人間関係」の奥には、職場の“無自覚なハラスメント”が潜んでいたのです。
無自覚なハラスメント
無意識な差別が、
心を傷つけていた
「結婚したんだから、そろそろ子どもつくったら?」
「機嫌悪いね〜、もしかして生理?」
周りは悪気はなかったのですが、その一言一言が、佐藤さんの心をすり減らしていったのです。
そんなある日、佐藤さんは妊娠が発覚。
「この職場では妊活についても理解がないだろうな」
「育休から戻ってきても、理解してもらえないだろうな」
そう思った背景には、佐藤さん以外の社員に対しても無自覚なハラスメントや、チームワークへの課題があることを目の当たりにしていたからです。
「保育園のお迎え?あんまり早く帰られると困るな〜」
「男ならもっとバリバリ働けよ」
「LGBTQとか最近多いけど、職場にいたらやっぱ気まずくない?」
などなど・・・
「この職場には期待できない!」
そう思い佐藤さんは、この機会に退職に至ったのです。
問題の本質は
“悪意”ではなかった
佐藤さんを辞めさせたのは、誰か一人のせいではありませんでした。職場全体に漂う、「違い」を認められず、冗談で片づけてしまうアンコンシャスバイアス(無意識な差別)だったのです。
それが、
「相談できない!」
「意見が言えない!」
「自分らしくいられない!表現できない!」
という事態につながっていたのです。
もしこの職場に
“違いを認め合える文化”
があったなら…
- 気になることを「言っていい」という空気があったなら
- 「それは嫌なんです」と、伝えられる関係性があったなら
- 「大丈夫だよ」と支え合える信頼が育っていたなら…
佐藤さんは、この職場に留まる選択も、できたかもしれません。
会社もベテランの人材を失わず、新たな採用コストをかけなくても良かったのでしょう。
人が働く上で、給与や休暇などの条件は重要です。
ただ、人には「心・感情」があるので、
・違いを認め合える文化
・「ありがとう」という承認を与え合える環境
も大切です。
アンコンシャスバイアス(無意識な差別)を解消し、精神的な豊かさを感じながら働ける職場であれば、「ここに居続けたい」と思えたのではないでしょうか?
それを叶えるのが
“命と性のコミュニケー
ション講座"です。
この講座の主な目的は、
①性別関係なく持っている「命の価値」を共に捉え直すこと
② 「一人一人の違う"性"」を認めた上で、「距離感を保ちながら接する力」を共に育むこと
の2つです。それにより、アンコンシャスバイアス(無意識な差別)への気づきと解消につなげます。
その上で、日々の業務でコミュニケーションをおこなっていただくことで、信頼関係を築くことにつながります。安心感のある中で、一人一人が「自分らしくいていい」「あの人らしくいて良い」「相談しても、意見しても大丈夫!」「ここで働き続けたい!」と思える【心が生きる職場環境】を実現していきます。
一般社団法人TAG
命と権利を守る助産師
田川 智美プロフィール
看護師歴28年、助産師歴22年、性共育講師歴15年。
2011年から埼玉県内で性と生に関する講演活動を開始。学校・企業・地域の困り事を解消するため、オーダーメイドで講演内容をカスタムできることが強み。[命と性]をテーマに教育・医療・福祉の枠を超えて、"コミュニケーション能力の向上"と"信頼関係づくり"に貢献しております。
これまでの
活動実績など
心が生きる職場環境を
つくるための
5つのコース
①命の講演
「命の講演」では、助産師の立場から「妊娠〜妊娠中〜お産」のプロセスを共有します。それによって社員は“命の重み”と自信を実感。自他の権利の尊重の意識が高まります。また、妊娠時の体調・変化などについても理解が深まり、無自覚なハラスメントやスレ違いを未然に防止。「心理的安全性」のある職場の雰囲気を高めます。
ただ、「命は同じだけど、性は違う」のが人間です。そのため、「違い」理解していただくのが次の「コース②性の講演」です。
心が生きる職場環境を
つくるための
5つのコース
②性の講演
「性の講演」では、
・男女の気持ちや役割の違い
・月経を含む身体的なリアル
などを、すべての社員が学べる機会を提供します。
“性の違い”を正しく理解することで、無意識な偏見や思い込み(アンコンシャスバイアス)に気づき、配慮や対話が生まれます。立場や性別を超えて想像力が育ち、信頼関係とチームワークの質が大きく変わっていきます。
心が生きる職場環境を
つくるための
5つのコース
③子育ての講演
保育園のリアルや育児の現実を知ることで、「時短=甘え」「育児=女性の仕事」といった無意識の偏見が和らぎ、チームで支える意識が育めるようにお話します。社員それぞれがアンコンシャスバイアス(無意識の差別)に気づき、無自覚なハラスメントを防止。育児を理由に辞める社員を減らすと共に、「戻ってきてもいい」と思える温かい職場づくりにつなげていきます。
心が生きる職場環境を
つくるための
5つのコース
④命と性のコミュニケー
ション顧問
「命と性のコミュニケーション顧問」は、社員が“いつでも相談できる人”を社内に持つことで、ハラスメントや関係性のスレ違いを未然に防ぐ継続型サポートです。無意識な言動によるトラブルについても、一緒に考え寄り添います。また、新入社員への命・性・子育ての講演を通じ、信頼関係形成のための土台づくりをサポートします。安心して働き続けられる職場づくりに貢献します。
心が生きる職場環境を
つくるための
5つのコース
⑤田川との対談動画配信
以上①〜④の取り組みを社内でされることだけでも素晴らしいことだと思います。でも、せっかく、「社員の人生を支える会社運営」をされているのですから、YouTubeで田川と一緒に取り組みを配信しませんか?
「性」や「命」や「多様性」という社会にとって重要なテーマに向き合う姿は、企業としての理念や文化を発信する最高の機会です。 この対談動画を通じて、求職者や取引先、地域社会へメッセージを伝え、「志」を共にする仲間・関係者とのつながりを作っていきませんか?(対談動画は貴社の採用ページやSNS、会社紹介などにもご活用いただけます)
[My Story]
「生きているだけで
自分はすごい!」と思える
人生のお守りを届けたい
私が「命と性」の講演活動を始めるきっかけになったターニングポイントは、2009年の冬のある日のことでした。
尊敬する助産師の先輩が子育て中の私に、「小学生と保護者に性教育の授業をするんだけど見に来ない?」と声をかけてくれました。正直、それまでは性教育に興味がなかったのですが、「先輩の話だから聞いてみよう」と思い参加しました。
その授業内容は、1つの受精卵が成長し出産日を迎えるまでの物語。聞いているうちに、「自分は生きているだけですごい!」と実感しました。それは子どもたちも同じ。笑顔で「命ってスゴい!」と言いながら自分とクラスメイトの存在の大切さを自発的に気づき、思いやる心も育まれていたのです。
また、このように捉えられていれば、自身の存在を否定された時であっても、「この命を持っている時点で自分はスゴいんだ!」と思えるし、自身や他人を守る「人生のお守り」となります。
この話を学校の先生ができれば良いのですが、文科省の「はどめ規定」により受精〜妊娠などの過程を話すことはできないようになっています。先生に想いや知識がいくらあっても話してはダメなのが実情・・・。そこで、役割をとれるのが学校の外部の私たち助産師なのです。
私は「命と性」の知識を伝えることは大前提として、この「人生のお守り」を届けたいと思い、講演活動を2011年にスタートしました。
子どもたちへ講演活動を行う中で分かったのが、子どもたちと向き合う大人の心が生き生きしていることが何より大切だと実感しております。
子育てしながら働き続けられる「心が生きる職場」をつくり、みんなで笑顔で子どもたちの未来を応援していきませんか。
ぜひ、企画段階からお話をさせていただけると嬉しいです。
田川智美
(参考)
過去に講演会に
ご参加いただいた
支援者・保護者の感想
秋本所長から見た
「子どもたちの変化」
大きく分けて3つの変化がありました。
①お話を聞いた子ども達が「命の誕生」に興味を持ち始めました。「どうやったら子どもができるの?」と聞いてくる子もいて、話すようになりました。
②小学校高学年の男子が、高学年女子に関わる際、むやみに身体を触る事が少なくなりました。田川先生と一緒に「同意ゲーム」をしたことや、1人1人の感じ方や権利のお話を学んだからです。
③妊娠した職員に対して、ぶつからないようにするとか、膝の上に乗らないようにする等、優しく接するようになりました。思いやりの心が育まれているのを実感しています。
秋本所長から見た
「職員の変化」
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こちらも大きく分けて3つの変化がありました。
①職員としても改めて、体の仕組み(射精時には尿と混ざらないようになっている等)の知識を深め、増やすことができました。「子どもはどうやったらできるの?」と聞かれても、キチンと言語化して伝えられるようになりました。
②恥ずかしながら、子ども達に性の知識を伝えること自体、良いか悪いかの判断がついていませんでした。はぐらかさずに、「心や体を守るための知識は伝えていい!」と自信を持って向き合えるようになれました。
③高学年が自慰行為を行う際の注意点(手は清潔か、爪は短いかなど)について、聞き流すだけではなく、アドバイスができるようになりました。「性行為は恥ずかしい事」とジャッジせず、子ども達の興味や気持ちを大切に会話できる幅も広がり、信頼関係を深められています。性を含め、子ども達が困ったときに相談してもらえる支援者としての在り方を大切にしていきます。
田川先生、子どもも職員も性を共に育める「性共育」をありがとうございました!
(参考)
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講演動画
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